闇を信じるとは?
今ここが天国でなければ、闇である。
今ここが光でなければ、闇である。
今ここが静けさでなければ、闇である。
今ここに平安がなければ、闇である。
つまり、この今現在が闇を信じていることになる。
しかし、それはあまりにも無自覚になってしまっている。
神の処刑台から逃れたい私たちは、敵から逃れる兵士のように暗闇に潜んでいたい。
息を潜めて隠れていたいので、闇こそが救済だと信じている。
だから、闇を信じ続けたい!と思い込んでいる。
闇とは、
あると思っているけど、実態はなく、
恐れているけど、恐れるべきものでもなく、
漆黒の孤独な暗闇の中で、戦わず、逃げようとせず、じっとして、静かにしているなら、
そこに一筋のかすかな光が見えてくる。
これこそが真実の光。
外側に煌めく誘惑のイミテーションではない光。
闇がなければ、光は見えない。
闇がなければ、救済はない。
その時、
闇とは、信じることなどできないことがわかるだろう。
闇とは、、、本当に闇なんだろうか?
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